お尋ねします。

  • ayacky
  • 2019/08/28 (Wed) 20:38:54
初めて投稿いたします。

この秋、訪タイの予定があるのですが、いくつかお尋ねしたいことがあります。

10月23日にアユタヤまでのSL列車が走るそうなのですが、クルンテープを何時に出発するのでしょうか、また帰路はアユタヤを何時に出発するのでしょうか。

6月に、旧型の食堂車の一部を編成から外すと聞きました。現在はどの列車で旧型の食堂車を連結しているのでしょうか。

ノンプラドゥク・ジャンクションに日本のDD51が置かれていると聞きましたが、今も見ることができるのでしょうか。

以上、3点につきまして、お分かりの点だけでも構いませんので情報をいただければ助かります。
よろしくお願いいたします。

Re: お尋ねします。

  • moyashimon(管理人)
  • 2019/08/29 (Thu) 21:42:42
ayacky さんこんばんわ。はじめまして管理人です。

①【SL】アユタヤの蒸気機関車ですが
ファランポーン8:10→アユタヤ10:15
アユタヤ16:40→ファランポーン18:45
で運行されているようです。

②【食堂車】どの列車に連結されているかはちょっと分からないですが推測としては寝台特急や急行は連結されているものがあるかもしれません。長距離快速(バンコク~チェンマイ、バンコク~ノーンカーイ、バンコク~ヤラーなど)などが廃止ではないでしょうか?

③【北斗星】DD51は8月上旬に現地で見て来た人の情報によるとまだノンプラドゥックにいました。今後は複線化工事に従事する予定ですがいつからなのかは分かりません。

以上です。

Re: ありがとうございます。

  • ayacky
  • 2019/08/30 (Fri) 09:12:42
管理人様
ご丁寧にお返事ありがとうございます。
一つ一つの質問にご丁寧にお答えいただきありがとうございます。
10月に短期間ですが訪タイを致しますが、いただいた情報を参考にさせていただき、スケジュールを考えてみようと思います。
また、旧オハ12系が自動ドアやクーラーを機能させずに、普通列車に連結されているとも聞きましたので、どこかで出会えればラッキーかなとも思っています。
ありがとうございました。

Re: お尋ねします。

  • Tabijinokanata
  • E-mail
  • 2019/09/19 (Thu) 20:03:39
ayacky さん、はじめまして。2011年からタイ国鉄展望ビデオの収録活動をしていますTabijinokanataと申します。2014年から2017年までチェンマイに住んでいました。

一部列車の食堂車廃止の話はさまざまな風説が飛び交っています。
まず整理しますと、タイ国鉄の食堂車はこんな変遷になっています。

・売店テナント(カフェテリア)型食堂車
 現在のところ中国製新型寝台車編成の列車でのみ営業
 車両は専用客車を使用
 スナック類やカップ麺、チンする程度の弁当類を販売
 日本人鉄道ファンからは味気ないと不評

・普通の食堂車
 主に寝台特急、急行に連結
 車両は1980年代の日本製の車両が多いが一部に1960年代に
 輸出された3等座席軽量車からの改造車も含まれる
 それでも全体的に車齢はタイでは比較的新しい部類
 元々タイ国鉄で食堂車と言うとこのクラスを指していた
 元来は町の食堂がそのまま列車のなかに入った感覚で
 火を使って調理しメニューも多岐に及んでいたが2016年頃から
 テナントが変わり(?)メニューが次々に少なくなってきた
 寝台特急の食堂車はコース料理のみの場合もある

・厨房車(ほぼ廃止決定?)
 主に快速に連結されている
 車両は殆どが1950年代以前に製造された半鋼製客車からの改造車
 上記食堂車が町の食堂の列車版であるのに対して、厨房車は屋台の
 列車版とでも呼ぶべき存在 食堂車よりもさらに簡素な料理と設備
 この厨房車もメニューがどんどん縮小されている


車両の耐用年数やサービスの推移を考えた場合、上記のうちまずは「厨房車」が廃止される傾向にあるように思われます。2017年6月時点では、北線の#102レの厨房車ではメニューはカオパットとパット・カパオの2種類のみでした。
次に、「食堂車」のメニュー構成や調理法が、火を使う一品料理から、なるべく火を使わずに電子レンジや湯煎で調理できる簡素な調理法による、利益率の高いコース料理や弁当へとシフトしているのだと思います。今年1月時点で北線の#13の食堂車コースメニューが、完全にレンジでチンしただけの弁当メニュー(しかも日本のホカベンよりも高い!)でがっかりしました。

情緒だとか味わいだとかいう面では明らかにサービス低下ではあるのですが、ちょっとタイ国鉄の現場事情に詳しい方から聴いた話としては、そもそも食堂車のスタッフは旧来はタイ国鉄の協力団体の職員(かつての日本で言うところの鉄道弘済会のようなもの?)だそうで、彼らは決まった住居を持たず毎日列車内で寝泊りしており、スタッフの労働環境が劣悪なため現場から根強い不満が出ていたようです。つまり労働問題というレーベルでも改革を急ぐ必要に晒されていたという実情があったのではないかと思われるのです。
また、食堂車からの出火が原因の車両火災も私がタイに居住していた3年間で3~4回ほどあったと記憶しています。

今後、タイ国鉄の食堂車サービスも1990年代の日本の新幹線のビュッフェや、2000年代の韓国のような末路を辿るのかも知れませんね。

Re: Tabijinokanataさん、ありがとうございます。

  • ayacky
  • 2019/10/04 (Fri) 10:02:10
詳しくお教いただきましたので返信が遅れまして申し訳ありません。
わかりました。この月末に訪タイしますので、参考にさせていただきます。
ありがとうございました。

Re: お尋ねします。

  • ayacky
  • 2019/11/02 (Sat) 21:12:44
管理人様
重ねて投稿失礼いたします。
ここの私が描かせていただいた質問ですが、DD51は見に行けなかったのですが、ほかについては確認いたしましたので報告させていただきます。
まずSL列車ですが、画像のように午前8時の国歌の斉唱の後、824(富士重製)と850(川重製)の牽引でバンコク駅を定時に発車しました。

Re: お尋ねします。

  • ayacky
  • 2019/11/02 (Sat) 21:22:04
次に12系をバンコク駅で確認いたしました。
発見してすぐに回送として発車してしまったのです乗車はできていませんが編成中1両のみでした。

Re: お尋ねします。

  • ayacky
  • 2019/11/02 (Sat) 21:26:04
最後に食堂車ですが、チェンマイまで乗った51列車に連結され、車販基地も兼ねて営業していました。朝にはモーニングメニューもあり厨房で調理してテーブルまで運んでくれました。
ちなみに乗車した51列車の後ろ3両の寝台車は旧JR西日本のB寝台車(14系15型でしょうか?)でした。

Re: お尋ねします。

  • moyashimon(管理人)
  • Site
  • 2019/11/06 (Wed) 20:57:37
ayacky さんへ

管理人です。いろいろな写真ありがとうございます。
チェンマイ急行51/52レは食堂車が連結されているのを
自分も確認しました。見たときはブルトレではなくて
冷房2等寝台1両と非冷房2等寝台1両が連結されていました。
運用が変わるみたいですね。

DD51ですがノンプラドゥック駅にまだ止まっていました。
ぜんぜん動く気配がなさそうでした。
また機会があればぜひ行ってみてください。
(投稿前に、内容をプレビューして確認できます)